各クラスの対局が早く終わったこどもたちには菅井七段をはじめ狩山奨励会2級、赤畠元全日本準名人らの指導対局が行われた。この3人は6面指しだったが、指導対局の希望者も多く、途中から小松原山陽アマ名人、荒瀬アマ四段、松田アマ四段も各3面指しを受け持ちようやく3時30分頃までに一通り終えることができた。
指導対局を精力的に行う菅井七段、こどもたちに大人気の郷土棋士です。
こちらはつい2年前までまで指導を受けていた狩山2級、今は奨励会で腕を磨いている。
岡山県屈指のアマチュア赤畠さんも指導に余念がない。
こちらは指導対局の受付デスク、中村指導員を中心にさばいている。まるちゃん先生も呼び出しのお手伝い。
途中から指導にあたった松田アマ四段、そしてマルチャン先生も?・・・!?
この様子を見ていて思ったのだが、指導を受けるB級・C級などのこどもたちが菅井七段らに対して平手で挑んでいることだ。普通はあまり見ない光景だがこども大会のなかでの子どもたちの希望とあっては断る理由もないということなのだろう。(普通は6枚落ちとか8枚落ちなどで指導をしてもらうのだが・・・)
それともう1つ、指導対局を終わった子どもたち?それとも待っている子どもたち?はたまたただ遊んでいる子どもたちなのか・・・じゃれあったり会場を走っている子も・・・、盤を囲ってじゃんけんを大きな声をだしてやっているグループもいた。会場が参加人数の割に狭かったことも要因していたとは思いますがちょっとしたカオスになりそう。
子ども大会なので仕方の無いところはあるものの見るに見かねて、ちょっと差し出がましいとは思いましたが不定玉もマイクを手に取り「少し静かにしてください」と憎まれ役で何度か注意させていただきました。
このように会場がざわつくのはこどもたちが飽きてきた事の裏返しとも言ええる。これも仕方のないことなので対局が早く終わった子で早く帰りたい場合はお母さん方が帰る時に参加賞の「お菓子詰合せ」と将棋駒消しゴムを渡してくださっていました。父母会の縁の下の力はどこの教室でも大きいものだ。