水島子ども将棋教室30周年記念大会がライフパーク倉敷で盛大に行われた。
30年と簡単に言うが、これだけ永きにわたり運営されてきた主宰講師の大石先生には脱帽の一手というところだ。
当初の参加予定人数は119名とうかがっていたが、数名の欠席者が出て112名の参加とあって、最近ではコロナ禍もあってこれだけの将棋大会はなかなか実現できていなかっただけに久しぶりの大盛況の将棋大会となったことに参加者一同眉を細めていたに違いない。
参加受付のお役の方がた。 会場設営中の様子
開会式の様子(司会は難波先生)
付添の御父兄も多く会場に入りきらない人の多さでした
この大会は水島子ども将棋教室の父母会が中心となって開催したという言ってみれば手作りの大会なのだがなかなかどうしてどうして・・・。
参加者はなんと県内に限らず広島県、島根県、兵庫県、香川県などからも数十名の参加がありまさに子ども将棋大会ではメジャーな将棋大会となった。水島父母会は素晴らしい組織力だ。
さて、開会式は9時15分~司会は難波将棋指導員(水島教室)でスタート。主催者を代表して大石棋道師範から挨拶、30周年の重みを感じる感慨深げな挨拶をいただいた。水島教室は一昨年前は教室生も13人にまで減少したが、藤井颯太6冠の大活躍だけでなく新たな宣伝告知を学校関係に教室のPRをしたり、同教室出身の狩山幹生4段の誕生(倉敷市では故大山15世名人以来81年ぶり)というビッグニュースも相まって30名をはるかに凌駕する大きな教室に復活しているとのこと。素晴らしい普及活動ぶりを展開中です。
きっと第二、第三の棋士、女流棋士も輩出されることでしょう)話が少し脱線しましたが、この後、荒瀬将棋指導員から簡単なルール説明、各将棋教室の先生の紹介(倉敷、岡山、笠岡、津山、児島)をいただきました。
最後に狩山四段から「今日一日大会、指導対局、フリー対局などで将棋をしっかり楽しんでください」と激励挨拶をいただきました。
狩山四段のスピーチです。
岡山県の子ども将棋大会の定番、「全員で記念撮影」も復活しました。
<S級参加>
<A級参加者>
<B級参加者>
<C級参加者>
<水島教室講師および県内教室講師>
対局はSクラス(有段者)、Aクラス(1~5級)、Bクラス(6~10級)、Cクラス(初級以下)
の4クラスで競いました。
午前中、予選をおこない、4局ないし3局(3連勝した人は3局で予選通過)を指しました。
午後から決勝トーナメントで負けたら最後、一発勝負が続きます。どれも白熱した戦いで一度にすべてを見ることができないのが残念でした。チラ見観戦させていただきました。
午後は予選通過できなかった人から狩山四段の指導対局、ほかアマ強豪の先生方の指導対局を受けてもらいその他の人はフリー対局がそこかしこで和気あいあいとした感じで行われました。
私もすこしだけ対局させていただき楽しかったです。
熱戦の様子は以下のとおり
指導対局の様子
フリー対局の様子
お楽しみ抽選会の景品
大会上位入賞者への賞品
本日の参加賞、講師もいただきました。ありがとうございます!食べるのがとても惜しい気がします。駒のお菓子
結果は以下のとおり
【S級=25人】以下、敬称略
優勝:木本時之真(総社市小6)
準優勝:松浦永真(岡山市小2)
第三位:藤田寛翔(香川県小5)、白井遥都(広島県小6)
【A級=26人】以下、敬称略
優勝:川口綾太(香川県小3)
準優勝:高下航(水島教室小5)
第三位:津川裕護(津山市小6)、中村健太郎(広島県小4)
【B級=28人】以下、敬称略
優勝:浦上泰尚(真備町小5)
準優勝:十鳥知也(岡山市小6)
第三位:山之内怜寿(岡山市中2)、旗手然大(広島県小3)
【C級=33人】以下、敬称略
優勝:杉野優大(岡山市小5)
準優勝:松井香穂(水島教室小2)
第三位:杉本竜也(岡山市小4)、若狭惺也(水島教室小1)
最後に・・・
狩山四段の審判長兼指導対局もあってかつ広い会場を手配され、大勢の講師、父母会の皆様のチームワークがあって、参加者全員に参加賞、お楽しみ抽選会、1~4位の賞品、お弁当付きの大会・・・これで参加費わずか500円って凄い至れり尽くせりの言い尽くせないくらいの素晴らしい将棋イベントでした。
準備から運営、あと片付けまで携わってこられた関係者及び協賛なさった皆様に厚くお礼申し上げます。