通常の将棋教室は先週の公民館祭りもあって2週間ぶりとなりました。
暦も年度末の3月になり、学校、地区の行事(子ども会の歓送迎会)などもあり、だんだん慌ただしくなってきたようで今朝までに随分欠席の連絡がはいってきたので今朝の将棋教室は15人レベルかな?と思っていましたが、蓋を開けてみると少し遅れてくる子もいましたが、26人の会員が参加、講師陣ではカズキ先生が所用で欠席でしたが、不定玉、マーチャン先生、マルチャン先生、ハッシー先生、そして最近復活してこられたノッポ先生を加えて5人体制となりました。(ノッポ先生もこれからはしばらく毎回来てくれそうです)
受付・事務はMオバチャン、このほか付添で来られたUパパ、Tパパ、Aパパ、KGパパにも随時対局に入って頂き、総勢37名の参加となりました。お忙しい中教室にご参加頂き誠にありがとうございました。
冒頭、いつものように不定玉の開会挨拶から・・・。そして4月から6月までの教室&将棋大会等のスケジュールをペーパーを全員に渡して説明をさせていただきました。
あと直近では3/24に米子で行われる海の幸争奪高木杯の案内もおこないました。この日は日曜津山キッズ将棋教室と重なりますがこの大会に参加するか教室のいずれかには参加するように案内させていただきました。外部の大会に参加することで緊張感も高まりひいては棋力向上にもつながります。
それから5月~6月には小中学生向けの大会が多いので早めの準備を呼びかけました。特に小中学生団体戦はもう今日からチーム作りをするように!と。
次は前回までの教室等で昇級した人に認定状の授与式です。公民館祭りでも何人かに渡していたので今日の対象者は1人!
このあと、マナー講座で本日のリーダー勤めてくれたのはT中くんでした。彼は昨年11月から教室に通いだしたのですが、とても熱心で4ヶ月で19級に昇級しています。
不定玉のほうからは将棋対局云々の前に対局相手に敬意を表することの重要性、親しい仲にも礼儀ありでほかの人を呼び捨てにしないことを申し上げました。将棋は一人ではできません。
相手が居てくれるから対局できるものです。その相手に敬意を表するのはとても大事ですよね。
対局が始まる時に「よろしくお願いします!」
終わったら負けた人は「負けました」または「参りました」
相手の人は「ありがとうございました」
と言ってその度にお辞儀をするのもそこから来ているのです。対局していただいてありがとうございましたという態度で教室の時間を過ごすように・・・と。
9時30分頃からミニ講座に入りました。
まずは入門・初心者講座の様子からです。今日の講師はハッシー先生です。
続いて初級講座です。本日のテーマは二枚落ちの聖典「銀多伝」定跡です。
下手にとってはとても美しく最高の陣形ですので何度も繰り返し棋譜並べをしておくように。
最後にご紹介するクラスは上級~中級講座です。こちらは大盤解説ではなく最初から実戦形式で指導対局、相互対局を行っています。(極力全員対局時計を使っています。時間は5~6月に行われる小中学生の岡山県予選の時間設定で本番さながらの雰囲気で行います。今日は参加者が少ないと予想していたため10台を出動させました)
10時を少し回ったところで全員昇級戦にはいりました。余談になりますが、前に何度もご紹介していますが、当教室では棋力差に応じて駒落ちハンデを入れております。津山のこども大会では最大4枚落ちとしていますが、教室内では最大8枚落ちとしています。それでも下手が苦戦し、上手の子が有利なんですよね。
講師陣だけでなく付添で来られた親御さんで将棋が指せる方にはここでこどもたちと指していただくようにしています。こどもたちは講師に負けても星取り表はノーカウント、逆に勝てば○が付くので味をしめたこどもたちはどんどん指名してくるケースもあります。
なお、今日の昇級者は以下の方々でした。
H ハルト12級→11級へ(9勝3敗規定による)
T ヤスヒト20級→19級へ(6連勝規定による)
I コータ23級→22級へ(9勝3敗規定による)
T ユーキ24級→23級へ(9勝3敗規定による)
以上4人の方々でした。おめでとうございます!
昇級戦も11時50分には新たには手合いを組まず、11時55分には終わりの会をおこないました。
最後に、3/24の高木杯にもなるべくチャレンジしてみてください。と5月の文部科学大臣杯小中学生団体戦のチーム作りを急ぐようにと呼びかけて終わりの挨拶としました。(4月になってメンバーを見つけようとするのはいささか遅いですよ)
今日はいつもの褒美を持ってくるのを失念していました。楽しみにしていたこどもたちには大変申し訳ありませんでした。